【現地セッションレポート】 {New Launch} Introducing AWS IoT TwinMaker #IOT219 #reinvent
新規事業統括部の山本です。
AWS re:Invent 2021に参加し現地のセッションを受けてきたので、内容をレポートします。
今回は、キーノートで発表された新サービスの1つである、AWS IoT TwinMakerのbreakoutセッションです。
発表内容まとめ
内容をまとめると以下のようでした。
- AWS IoT TwinMakerでは、データをAWSのサービスや外部からデータを収集すること、データをモデル化すること、3Dビューでの可視化ができる
- ツールキットもあり、githubでサンプルデータも含めて公開されていて利用可能
概要
セッションカタログの内容は以下の通りです。
Title: {New Launch} Introducing AWS IoT TwinMaker
Code: IOT219
Session type: Breakout Session
Topics: IoT
Session level: 200 - Intermediate
AWS IoT TwinMaker makes it faster and easier for developers to create and use digital twins of real-world systems like buildings, factories, industrial equipment, and production lines. This session reviews key features and use cases and shows a demo of the new service.
発表内容
背景:digital twinとは(一般論)
- 現実世界を忠実に再現する
- それによって、"ビジネス価値"につなげる
ビジネス価値につなげるためには、どのデータを取ればよいかを考える必要がある
デジタルツインのユースケース
どのようにつくるのか
- (様々な機器から様々な種類の)データを集める
- 運用者やユーザに見せる
データを中心として、設計・作成・運用をループしながら進める。
課題:
- さまざまなソースからデータを集める
- 物理的な装置をモデリングするのが大変、さらにlifetimeまで考えるとさらに複雑
- 有効・有用な可視化方法を作成する
提供サービス:IoT TwinMaker
利点
- データを集約し、どこからでもデータにアクセスできる
- デバイス・環境をモデル化
- わかりやすい3Dビューを生成
機能・特徴
Data Connector
- AWSのいろいろなサービスからデータを収集
- KinesisVideoStreams
- S3
- IoT SiteWise
- Connectorを自作して、他のデータを収集することも可能
Model Builder
- フレームワークを使ったモデル化、knowledge graph(ナレッジグラフ)を生成
Scene Composer
- 3Dモデルをインポートしてシーンを作成
- 他のデータを描画することも可能
App Toolkit
可視化・分析の様子
始めるには
- githubにクッキー工場のサンプルがある
パートナーと作成した
- SIEMENSのようなDigital Twinを導入している企業も参加
事例の話
課題
IoTデータだけでなく、使い方の動画を貼ることもできる
価値・結果
- 故障した機器の場所がわかる、現場オペレーションの効率化
-
機器の情報を付加することで、安全に使える